フランスのイメージが変わる?フランスに留学していた私が驚いたフランスの特徴

皆さん、こんにちは!バリ子です。

今日は私が1年間留学していた、フランスという国の特徴についてご紹介していきたいと思います。

フランスというと愛の国で、みんなオシャレなイメージ!

私は2012-2013年にフランスへ留学しており、その後2015年にもフランスを訪れています。(最近はなかなか訪れられていません・・・)。

また仕事もフランス人とすることがすごーく多いです。

今日はそんな私がフランスのイメージ通りな特徴とイメージと違った特徴を、体験談を交えながら紹介していきたいと思います!

目次

フランスのイメージ通りな特徴

誰しもフランスに対してのイメージは持っているかと思います。私もそうでした。

まずは私のイメージ通りだったフランスの特徴をお伝えしていきたいと思います。

パンとお菓子がとにかくおいしい

フランスといえばフランスパン!子供でも知っているフランスのイメージだと思います。

イメージ通り、フランス人は毎日フランスパンを食べます。日本人で言うとご飯を食べる感覚ですね。

私はあまりパンが好きではないのですが、フランスのパンはとーってもおいしいのです

濃い味が付いていて美味しい!とかそういったことではないのですが、素材の味と触感がとにかく最高なのです。

私も留学中はしょっちゅうフランスパンをつまみ食いしており、食事の後にソースをパンにつけて食べたりしていました。

またフランスというとパティシエやデザートというイメージもあるかと思います。これもイメージの通りすっごくおいしいのです。

私の留学していたような田舎町にもチョコレート屋さんがあったりして、デザートが身近にあるような生活です。

なぜかみんなデザート作れる

フランスでは身近にデザートやスイーツを感じることが出来ます。

だからなのか、お母さん世代の女性はほぼ間違いなくプロ級のデザートを作ることが出来ます。(バリ子調べ。)

ティライス、チョコレートムースなどの作りやすいものは勿論ですが、私のホストマザーはバナナタルト、ブルーベリータルト、キャロットケーキなんかも作っていました。

3家族に渡ってホームステイしましたが、全ホストマザーがプロ級の腕前だったので間違いないと思います。(笑)

確かにデザート、スイーツづくりの本はかなり見かけましたし、パイを作るようなパイ生地、スイーツを作るのに必要な材料が手に入りやすかったです。

別れと出会いのたびにビズ(bisou)する

フランス人(ヨーロッパ人)というと頬にキスをし合うイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

事実、その行為はビズ(bisou)と呼ばれ、「その日出会ったタイミング」と「別れるタイミング」で頬にキスをし合います。

実際にはほっぺにチューをしているわけではなく、頬を合わせて口で音を立てているだけです。また、男性同士ではあまり行われず、男女間、女性間で行われることが多いですね。

ビズは両頬で2回の地域が多いですが、地域によっては1回、4回の地域なんかも!

私の留学していた地域では4回だったので、パーティーとかはきつかったですね。(笑)ビズだけでどれだけ時間かかるの?っていう。

みんなイチャつきすぎ!愛の国

フランスといえばやっぱり愛の国をイメージする人が多いと思います。

そのイメージは笑ってしまうほど、その通り。街を歩けばカップルがイチャイチャしています。(笑)

私がいまだに覚えているのは、友達とカフェに行って対面で座っていたのですが、友達の彼氏が友達の首にずーっとキスしてたことですね。

当時17歳で恋愛経験も多くなかったので目のやりどころに困ったことを今でも覚えています、、、

フランスでは人前でキスは当たり前です。街行く人はキスを見ても何も思いません。(笑)

愛国心が強い

フランス革命の映画「レミゼラブル」を見た人であれば分かるかもしれません、フランス人の愛国心の強さ。

私はアメリカとフランスに1年ずつ留学していますが、この2か国は愛国心の強い二大巨頭だと思います。(笑)

フランスでパーティーに行くと1度は国歌を歌う場面に遭遇しますし、国旗を持ってくる人も誰かしらいます。(笑)

なお、フランス人はアメリカ人を嫌っている人もまあまあ多いです。(お互いNo1だと思ってるからかな)

仕事はほどほどに

ヨーロッパ人というと、ドイツ人と北欧人以外のんびりなイメージがあると思いますが、本当にその通りです。(笑)

私はフランス人と仕事をする機会が多いのですが、彼らのプライオリティーは常に私生活>仕事。(一部仕事命の人もいますが、どこにでもいますよね、そういう人(笑))

日系の会社で働いているにも関わらず、問答無用で夏はがっつり休みを取ります。長い人だと1か月以上。

みんながみんな夏休みを取るので、夏は基本仕事が前に進みません(笑)。日本人のように、休みの間は代理を立てる、なんてこともほぼありません。

仕事が前に進むように、先に代理を立てることをお願いしていてもほぼ機能しません。

ちなみにフランスのGDPは世界第7位。一人当たりGDPは日本よりも高い26位。なぜこれだけ高いGDPを保てるかは謎ですね。(日本の一人当たりGDPは30位)

フランスのイメージと違った特徴

フランスのイメージ通りだった特徴をお伝えしたところで、続いてフランスのイメージと違った特徴についてお伝えしていきたいと思います。

とはいっても高校生の私のイメージと違った点なので、みなさんはすでに持っているイメージかもしれませんが、ご了承ください。

見た目はこげ茶の髪、こげ茶の目の人が多い

高校生の頃の私はフランス人は金髪、青い目という勝手なイメージを持っていました。ドイツ人と混合していたのかもしれません。

本来のフランス人はこげ茶の髪、茶色い目の方がわりと多いです。(髪は暗いけど、目は明るいなんて人も多いですね。)もちろん私が当初持っていたゲルマン系の見た目の人もいますが、少数派です。

下はフランス人有名女優のマリオンコティヤール

https://moviewalker.jp/person/144333/

アフリカ系、アラブ系の移民が多い、そして差別も多い

上記の通り私はフランスが金髪、青い目の国と思っていたので、びっくりしたのが移民の方の多さ。(今思うと無知でしたね。)

特に大都市にはアフリカ系の移民の方や、アラブ系の移民の方が多いです。

移民が多いので多文化を受けいれる国かと思いきや、差別が少し多いのもフランスの特徴だと思います。

私自身は田舎に留学していたので差別が多いのも仕方がないのですが、大都市であるパリ、リヨン、マルセイユでもアジア人差別、アフリカ人差別、アラブ人差別はあります。

私自身もマルセイユで知らない人に肩をたたかれ、理由もないのに笑われたことがあります。

フランス料理はそんなに食べない

世界三大料理というと中国料理、トルコ料理、そしてフランス料理。

フランスと聞くときっと食事がすごーくおいしいのでは?とイメージを持たれることがありますが、日常的に食べるフランス料理はあまりありません。

フランスの家庭で日常的に食べるのはパスタなどのイタリア料理、サンドウィッチ、パイ系の料理が多いです。

強いて言うなら、毎回食事の後半にチーズを食べるのでそこはフランス人らしい食事と言えると思います。

またクリスマスや年末が近づくと、フォアグラを食べるのもフランス人らしいところですね。

食事はまあまあなフランスですが、デザート、スイーツ、パンはイメージ通り絶品です。

若者は意外にもシャイ

フランスは愛の国なので、みんながみんなフレンドリーなのでは?と思われるかもしれませんが、意外にもフランス人の若者はシャイな人が多いです。(日本人ほどではありませんが、、、)

まったく知らない人に話しかけたりするような文化はあまりなく、こういった特徴が若干差別的な国の雰囲気に繋がっているのかもしれませんね。

一方で年齢を重ねていくとフレンドリーかつチャーミングになっていくのがフランス人の特徴だと思います。(フランス人女性はいくつになっても結構きつい性格ですが、、、(笑))

議論 (文句) が大好きな国民性

今では当たり前に感じるフランス人の国民性なのですが、高校生の頃の私はフランス人が議論好きなイメージがなく、留学してから驚いたポイントでした。

フランスでは高校生の頃からディベートの授業があり、日常的に議論するのが好きです。(文句を言うのも好き(笑))

悪気はないと思うのですが結構強めの口調で議論するので、留学していた時は少しストレスでしたね。

今はフランス人と一緒に仕事をしていますが、彼らは悪気なく文句を言ってくるので仕事上では結構手を焼いています。(笑)

まとめ

本日はフランスとフランス人の特徴についてお話させていただきました!

もし皆さんがフランスに留学や移住、旅行に行く機会があったら、ぜひ事前知識として参考にしてみてくださいね!

コロナも少しずつ落ち着いてきていますし、ぜひ旅行・留学に行きましょう!↓

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

初めまして、バリ子です!
フランス高校→国立大学→ニューヨーク留学→総合商社→イギリス移住(現在)。
バリキャリの道を捨て、自由に生きてます。

コメント

コメントする

目次