【衝撃】総合職と一般職の違い。貰える給料と働き方が全然違います

皆さん、こんにちは!バリ子です。

皆さんの中にも現在絶賛就活中、転職中の女子がいるかと思います。

そんな女子たちのありがちなお悩み、それは「総合職と一般職って何が違うの?どう違うの?」というものです。

総合職は男性と同じようにバリバリ働くイメージがあるよね

確かに、総合職の仕事は男性の仕事と違いなく、ハードには働くことも多いです。一方で、一般職でも総合職と差がない部分もあります。

私自身は総合職として総合商社に4年勤務し、一般職の方と働く機会もたくさんありました。

今日は私の経験を元に、就活女子の究極の疑問、「総合職と一般職、具体的な違い」や「総合職と一般職で変わらないポイント」を紹介していきたいと思います。 (本記事は私の体験談によるものです。会社によって差がありますので、ご留意ください)

目次

違い1. 業務範囲や、やりがいが異なる

一般的に総合職と一般職では、その業務範囲が下記の通り分けられています。

  • 総合職:営業、企画、管理など頭を使ってプロジェクトを動かす仕事
  • 一般職:事務や貿易実務など、手を動かして進める仕事

イメージとしては総合職が事業を立ち上げ、必要なオペレーションを一般職が回していく、というようなものです。

例えば対会社との窓口は総合職、新しいビジネスの仕組みを考えるのも総合職。一方で実際に販売・買付を行ったり、請求書の作成、計上を上げるのは一般職という場合が多いです。

総合職は頭を使い、状況を整理し、打ち合わせをしながら業務を前に進めることが求められますし、一方一般職は効率よく業務を回していくことが求められます。

「自分でビジネスを立ち上げたい!」という人には一般職は向きませんし、「実務を理解して回せるようになりたい!」という人には総合職は向かないかもしれません。

総合職はマクロ視点の仕事、一般職はミクロ視点の仕事が多い、と覚えてください。

違い2. 出世できる可能性が異なる

残念ながら、一般職の人が役職(役員、部長、課長)に就くのはかなり難しいです。(私のいた総合商社では例がありませんでした)

そもそも一般職の人に出世欲がない、といった理由も考えられますが、総合職の人に比べて、業務範囲を鑑みると仕事ぷりが評価されにくいというのは一つ上げられると思います。

皆さんが会社の経営者だったら、「新しいビジネスを生んで売上を上げる人」と「既存のビジネスのオペレーションを回す人」のどちらを評価したいと思いますか?

会社としてはどうしても総合職の業務範囲を評価しやすいというのが正直なところだと思います。

「出世して、会社を動かしたい!リーダーシップを生かしてチームを導きたい!」というような人は総合職を選ぶといいかと思います。

違い3. 転居や異動のリスク

総合職と一般職で分かりやすい違いの一つとして転居や異動のリスクが挙げられます。

IT会社や首都圏にのみ拠点を持っている会社であれば別ですが、全国転勤があるような会社の場合、総合職の人はどうしても転居や異動を強いられることがあります。海外拠点があるような会社であれば、海外への異動もしかりです。(運よくそういった異動から逃れる人もいますが・・・総合商社ではほぼ2拠点以上は経験している気がします。家を買った途端異動になるなんてケースもちらほら)

一方の一般職は転居や異動のリスクはまず、ありません。基本的には一度配属された拠点から異動せずに済むケースが殆どです。

そういった意味では同じ拠点に住み続けられることが保証されている一般職の方が、ライフイベントや私生活とバランスを取りやすいと言えると思います。

違い4. 給与体系が異なる

一番分かりやすい違いは何と言っても給与。総合職の方が給与が高いケースが多いです。

個人的な経験をお伝えすると、同じ職級で総合職の給与は一般職の1.25~1.5倍ほどあると思います。

やはり総合職が担う業務範囲や転居のリスクを鑑みるとどうしても総合職の給与は高くなってしまいますね・・・・

ただ職級が異なれば一般職の方が給与が高いこともあるので、一般職についても地道に結果を残していけばある程度の給与はもらえるはずです。(ただ前述の通り、総合職の方が圧倒的に出世しやすいので努力が必要ですね・・・)

違わないポイント1. 業務時間や忙しさ

一般職と総合職というと、総合職の方がなんだか忙しそうなイメージを持たれることも多いのですが、業務時間や残業時間、忙しさの観点でいうと、あまり差がないこともあります。

忙しさや残業時間は一般職、総合職で決まるというよりも与えられている職務や仕事スタイルで決まることが殆どだからです。

一般職でも仕事が出来る人は多くを任されますし、人が足りていなければ残業をしなければならないこともあります。

期限が決まっているような業務を担当すると、期限前はドタバタして業務時間が伸びることもあります。これは一般職でも、総合職でも同様です。

上記の為、「あんまり働きたくないから一般職にしよう」はもしかすると、入社後のギャップを生んでしまうかもしれませんね。

違わないポイント2. 出張の有無

通常出張は総合職の方が多いですが、一般職でも出張をするケースは大いにあります。

例えば、総合職と一般職で業務範囲がきっぱり分かれている場合。一般職が担当をしている業務上で異なる拠点が問題を抱えている場合、総合職が出張に出てもあまり意味がないですよね。そういった場合は一般職の方が出張をするケースがあります。

ただ出張は原則的に「新しい何かをやる」「既存業務の立て直しをする」などのケースが多いので、あまり一般職が担当するようなオペレーション改善の為出張するケースは少ないです。

なので相対的に一般職は総合職に比べ出張が少なくなりますが、”完全にない”というわけではありません。

まとめ

一般職と総合職の違いを解説させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

一般職と総合職、どちらにもメリット、デメリットがあると思います。纏めると、

  • 事業立ち上げや管理経営をやりたいなら総合職。給与、出世もいいが、転居のリスク有
  • 転居リスクやプレッシャーのある仕事を避けたいなら一般職。給与や出世は総合職に劣る

のようになると思います。

本記事を参考に、就活頑張ってくださいね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

初めまして、バリ子です!
フランス高校→国立大学→ニューヨーク留学→総合商社→イギリス移住(現在)。
バリキャリの道を捨て、自由に生きてます。

コメント

コメントする

目次