皆さん、こんにちは!バリ子です。
今日はタイトル通り、留学中のホームステイについて赤裸々に語っていきたいと思います。
留学中のホームステイってそんなに赤裸々に語ることがあるの・・・?(笑)
それがあるんです!現在留学をしていて、かつホームステイをしている人であれば分かると思いますが、ホームステイをしていると気まずい時や、辛い時、ストレスが溜まることが多いと思います。
私自身はこれまで6つの家庭でホームステイをした経験があります。
今日はそんな私がホームステイ中に経験した出来事と、それを乗り越えた方法について合わせて紹介していきたいと思います。
ホームステイ中に体験した出来事と乗り越え方
早速私が体験した気まずく、辛かった経験とそれを乗り越えた方法について紹介していきたいと思います。
ちなみに私はホストファミリーを変えるという選択肢がなかったので、”ホストファミリーを変える”という乗り越え方はなかったという前提です。
1. コミュニケーションが取れず、気まずい
まず一番皆さんも経験しやすいのはこのコミュニケーションの問題だと思います。
言語が出来ても出来なくても発生するコミュニケーションの問題。私の場合は言語が出来なかった時にホームステイしたので最初は本当に地獄でした。(笑)
ホストファザーやマザーが話しかけてきても、何を言っているのかわからない。何度も聞き返すのでお互いにストレスが大きくかかります。
言語がもし出来たとしても、文化が異なることからお互い理解しづらいという現実もあります。
私自身フランスに留学していた時は、最初フランス語が出来なかったので、会話をするだけで恐怖でした。相手に迷惑をかけているという実感もあって辛かったです。
少しずつフランス語が出来てきてからも、相手の言い方が気になったり、強い口調が怖くなることもありました。(=相手に悪気はない)
乗り越え方:一所懸命に学ぶ姿勢で好感度Up
多くの場合、留学をしているのであれば、現地の言語をマスターすることが1つの目標になると思います。
言語を勉強する過程で、分からないなりにコミュニケーションを取ることは必ず通る道。それはホームステイをしていなくても同じことです。
ここは1つ根性で乗り越えて、一生懸命学ぶしかないところもあります。
また人は意外に気にしていないものなので、言語を学ぶ過程で誰かに迷惑をかけても多少開き直ってOK。
むしろ一生懸命学ぶ姿勢をホームステイ先に見せられると好印象ですよ。
2. ホストファミリーと性格が合わない
続いて経験することが多い、”ホストファミリーと性格が合わない問題”。
ホストファミリーがきつい性格だったり、威圧感がある人だとこちらも委縮してしまい、ストレスがかかることも。
私自身はあまりひどい性格のホストファミリーに出会ったことはないのですが、タイにいる時は、ホストシスターが日本好きだったこともあり、すごくベタベタされて困ったことがありました。
正直その時は子供だったこともあり、上手く対処できなかったのですが、今であればこうするという対処法をお伝えします。
乗り越え方:距離を開ける。時には諦めも肝心。
ホストファミリーと性格が合わず、かつホストファミリーを変えることも出来ない時は、ホストファミリーと距離を開けることも重要です。
性格が合わない中で無理をするのも辛いので、諦めて部屋に籠り、家以外の部分で色んな人とコミュニケーションを取るといいと思います。
耐えられない期間ホームステイをしなければいけない場合は、ホームステイ先を変えることも検討してほしいです。
3. 苦手な食べ物も頑張って食べなければ行けない
たまに発生するのがこの「苦手な食べ物も頑張って食べなければ行けない問題」。
ホームステイでは多くの場合、食事が付いてくることがあるので、提供された食事が好きになれないことがあります。
私が初めてホームステイをしたカナダのホストファミリーはベジタリアンでした。お肉は食べれず、苦手な野菜ばかり食べることになりました。2週間のホームステイだったので耐えることが出来ましたが、初のホームステイだたということもあり、とても辛い思い出になりました。
またフランスでホームステイをしていた時は、苦手なチーズを食べる習慣があったり、タイにホームステイしていた時はすごい量の味がしないお粥を出されたこともあり、地味に辛かったです。(笑)
乗り越え方:嫌いなものは嫌いで良い。ホームステイで好き嫌いを直す必要なし
個人的にホームステイ先は自分の実家ではないので、躾を受ける必要はなく、ホームステイの為に好き嫌いを直す必要はないと思います。
苦手なものは苦手と早い段階で伝えるのが良し。伝え方は相手に失礼でないように伝えればOKです。
好き嫌いが多く、大学生や社会人など自分で自炊が出来る人は食事付きでないホームステイを選ぶのが賢い選択だと思いますよ!
4. ホームステイ先の子供たちの世話役にされる
ホームステイ先に子供がいる場合、よくあるのがベビーシッター扱いされることです。(笑)
私自身フランスにホームステイしていた時は、3人の小さな子供たちがいたのでベビーシッターとして使われている時もありました。
最初はあまり気にならなかったのですが、ベビーシッターをする頻度が高くなるとストレスに繋がることも。
乗り越え方:お金を払っていない場合は我慢。払っている場合は交渉もあり。
私がホームステイをしていた時は、食事付きでしたが無料だったので、ベビーシッターくらいします、という気持ちで耐えました。(笑)
実際子供たちはこちらが言葉が話せなくても平等に接してくれるので嬉しい一面もありました。
一方、もしお金を払っていてベビーシッターをされている場合は、不服な旨をしっかり伝えるといいと思います。
ホームステイ先を選ぶ段階で、ベビーシッターに関して記載があるケースもあるので(=ベビーシッターをすることが求められる場合もあるので)、注意深くホームステイを選ぶようにしましょう。
5. 門限など生活に制限がある
ホームステイでは原則ホームステイ先のハウスルールに従う必要があります。
多くの場合ハウスルールの中に門限が定められていたり、人を呼んではいけない、呼んでもいいが、遅くまでうるさくしてはいけない、などのルールがあります。
高校生などで留学するとハウスルールが気にならないこともありますが、大学生や社会人になってから留学する場合、ハウスルールを疎ましく思うこともあると思います。
私がフランスに留学していた時は、「一人で電車に乗って遠出してはいけない」というルールがありました。正直パリや友達が住んでいる他の街に行きたいと考えていたので、辛かったです。
また人を呼んではいけないと言われていたので、友達や当時の彼氏を家に呼ぶことが出来ず、ハウスルールを疎ましく思ったこともあります。
乗り越え方:基本的には我慢。先にハウスルールを理解しておくことも大事
改めてお伝えすると、ホームステイではハウスルールに従うのが原則です。
ホームステイをすでに開始しており、変更できない場合は、基本的には我慢しかありません。
一方期間などを考慮してどうしても我慢できない場合は、留学エージェントなど相談できる相手を見つけて相談すると良いと思います。
一番大事なのはホームステイを始める前にしっかりハウスルールを理解しておくこと。自分が考えているライフスタイルと合わないハウスルールを持つホームステイ先は選ばないことです。
6. 家の匂いや衛生面が気になる、虫がいる
最後に紹介するのは「家の匂いや衛生面が気になる」場合です。
私自身、オーストラリアにホームステイしていた時は、田舎の農場にホームステイしていたので、最初はかなり匂いが気になりました。また田舎ということもあり、虫も多かったです。
都会に留学をする場合は皆さんも嫌いであろうGなどに出くわすこともあります。また暖かい地域も虫が多かったり、食料が腐敗しやすので注意が必要です。
乗り越え方:匂いは慣れる!自分の部屋だけでも綺麗にしておこう
この問題は難しいのですが、個人的な経験をお伝えすると匂いは慣れます!私は3週間留学して、すっかり農場の匂いには慣れてしまいました。
虫も同様に少しずつ慣れてきますが、Gが出やすいお家にいたときは、自分の部屋の前には必ずGホイホイを置いたり、食べ物を自分の部屋では食べないようにして対策していました。
共有スペースが汚くて気になる場合は、ホームステイ先に失礼にならない形で「掃除をしたい旨」を伝えるといいと思います。言いづらい場合はせめて自分の部屋だけでも綺麗にして置き、家にいる間は自分の部屋で時間を過ごすようにしましょう。
それでもたくさんある、ホームステイをして良かったこと
“ホームステイ”に関してかなりのネガティブキャンペーンをしてしまいましたが、とはいえホームステイをしてプラスになることもたくさんあります。
- 家で会話することになるので語学力が上がりやすい
- 一人じゃないので寂しくない
- 一人暮らしやルームシェアをするよりもお得な時がある
- 頼れる人が出来る
- 一生の付き合いになることも
なんといっても一番のメリットは「異国で頼ることが出来る人を見つけられること」だと思います。
特に高校生など若い年で留学する場合は、そこまでハウスルールが気になることも少ないと思うので、ホームステイにすることをお勧めします。
まとめ
本日は私バリ子の経験から、ホームステイの辛い気まずい体験談と、その乗り越え方を紹介させて頂きました。
内容をまとめると下記の通りです。
- コミュニケーションや食事の問題は、正しい伝え方で乗り越えられる問題
- 性格の不一致や衛生面はある程度我慢をすることも必要。本当にきつい時はホームステイ先の変更も検討
- ホームステイ先を選ぶ前にしっかりハウスルールは確認すべき
皆さんも本記事を参考にして、素敵なホームステイ生活を送ってくださいね。
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