(体験談)イギリスで結婚式を挙げるための必要な準備について。気になる費用も

皆さん、こんにちは！バリ子です。

私は昨年イギリス人男性と結婚し、現在イギリスに住んでいます。数年住むつもりなので、意を決してイギリスで結婚式を挙げることを決め、結婚式の準備を開始しました。

国際結婚をする上でよく話題にあがる”結婚式問題”。悩める国際結婚夫婦や国際恋愛に憧れる皆さんに向けて、参考になるよう、私の体験談を共有したいと思います。

イギリスで結婚式をするために必要な準備

まずイギリスで結婚式をするために必要な準備はどんなものがあると思いますか？

日本との一番大きな違いは、日本では式場に高いお金を払い、すべて手配してくれる一方で、イギリスは基本すべて自分手配、という点です。

結婚式は色々な要素で成り立っています。例えば、下記のようなものです。

• 式場　/ 式場のデコレーション
• 食事
• 衣装(ドレス)
• ケーキ
• ヘア/メイクアップ
• 写真

本当に色々な要素で成り立っていますよね。日本の場合はこれらほとんどを式場が手配してくれます。

イギリスの場合は基本すべて自分手配なので一つ一つ準備していくしかありません。一つ一つ別々に準備していくので、高額の支払いをすることはありませんが・・・。

式場選び/式場のデコレーション

イギリスでも結婚式で一番重要なのは式場選びです。

イギリスの式場は色んなサイトで探すことが出来ます。主要なのはHitchedやBridebookというサイトですね。

日本の式場といえば、ホテルが主要ですが、イギリスには色々な種類の式場があります。下記はHitchedの式場カテゴリー覧です。

PubやBarを借りたり、テントを立ててフェスティバル風にしたり、イギリスらしくお城で挙式、なんてことも出来ますが、イギリス人の中でも人気なのはBarn Weddingですね。

田舎のいい雰囲気の建物を貸し切るスタイルの式場で、田舎の自然豊かな雰囲気と、完全貸し切りのプライベート空間を好む人は多いです。

ちなみに私たちも最初はこのBarn Weddingがしたかったのですが、Barn Weddingは基本会場貸し切りなので、ゲスト数が少ない私たちは断念しました・・・。

食事の手配

イギリスも基本的に食事は式場が用意してくれる場合が多いですが、一部の式場は自分たちで手配する必要が出てきます。

Catering(ケータリング)と呼ばれているサービスで、一度式場さえ決まればエリア内のケータリング会社を探して手配するような手順です。

イギリス流結婚式の食事は日本ほどお金はかけません。日本だと結婚式の食材はかなり高級食材が使われていますが、イギリスだと2品から3品の一般的な食事であることが多いです。

衣装選び

式場、食事、と決まったら次は衣装選びですね。

日本の場合、式場からドレスを借りるというのが主流ですが、イギリスだと基本購入することが多いです。

お金に余裕があればブランドのドレスを購入しても良いですが、私の知る限り多くの人はオンライン(EbayやEstyが有名)などで購入しています。オンラインだと結構安いのもあります。(もちろん当たり外れありますが・・・)

意外に可愛いドレスがたくさんある、Esty

ケーキ選び

ケーキはほとんどの場合、式場が用意してくれないので、自分で用意する必要があります。

食事の手配と一緒で、式場が決まったら式場近くのケーキ屋さんにお願いするか、自宅から近いケーキ屋さんにお願いして、自分で持っていくというのが主要だと思います。

ウェデングケーキもなかなかお金がかかるので、最近は普通サイズのケーキで代替するのも流行ってるみたいですね。

ヘア/メイクアップ選び

続いて花嫁にとってドレスの次に重要な、ヘア/メイクアップ選びです。

ヘア/メイクアップもほとんどの場合、自分で手配する必要があります。イギリスの場合は花嫁のヘア/メイクアップだけでなく、ブライドメイド(花嫁のサポート役)のヘア/メイクアップもお願いすることがほとんどです。

スタイリストさんに式場まで来てもらう必要があるので、式場近くのスタイリストさんを探すのがコツ。遠くのスタイリストにしてしまうと、出張費がプラスでかかってしまうことも。(涙)

写真家選び

結婚式の思い出を残すためにも必要な、写真家さん。これもほとんどの場合、自分で手配しなければいけません。

自分好みの写真を撮ってくれそうか確認するのは勿論ですが、スタイリストさん同様、式場から近くの写真家さんを手配することをお勧めします。(出張費がかかってしまうので)

自分でどうやって業者を探せばいいの？

多くの場合、ドレス、ケーキ、ヘア/メイクアップ、写真家とすべて自分で探さなければいけない、イギリス流結婚式。異国の地ですべて手配するのは大変ですよね。

心配になる人も多いかと思いますが、式場から業者を紹介してくれることがほとんどなので、上手く式場のコンサルタントを活用してください！

(ただ式場から紹介される業者さんは割高であることも多いので注意が必要です・・・)

どのくらい費用はかかるの？

最後に皆さんが一番気になるであろう、結婚式の費用についてお話していきたいと思います。

私たちが30人のゲストという前提でもらった結婚式の見積は下記の通り。イギリスはご祝儀のような制度がないので、すべて自己負担になります。自己負担金の額でみると日本と結構似通った額かもしれません。

式場A: 500年続く伝統と格式あるホテルでの結婚式

• 式場費用(食事付)：￡5600
• ウェディングケーキ：￡300
• 式場デコレーション費用：￡500
• 写真家：￡500
• ヘア/メイクアップ(花嫁のみ)：￡250
• ウェデングドレス/タキシード：￡500
• ハネムーンスイート：￡120
• 合計：￡7570　(=124万円)

式場B: Barnスタイルで自然豊かなホテルでの結婚式

• 式場費用(食事/デコレーション/ヘア/メイクアップ/ハネムーンスイート付) : ￡4750
• ウェディングケーキ：￡300
• 写真家：￡500
• ウエディングドレス/タキシード：￡500
• 合計：￡6050　(=100万円)

まとめ

本日は私がイギリスで結婚式を挙げるあたって行った準備や、見積についてご紹介しました。

海外ウェディングに憧れはありつつも、なかなか手配や調整のハードルが高いことが分かっていただけたかもしれません。

もしイギリスで結婚式を挙げたい！相談したい！という人がいたら、問い合わせからぜひご連絡くださいね！