皆さん、こんにちは!バリ子です。
突然ですが、皆さんの中に現在就職活動や転職活動をしている方はいらっしゃいますか?
ここだけの話、私もこっそり転職活動をしていたりします(笑)
就職活動や転職活動をしていると「自分ってどんな仕事がしたいんだっけ?」「自分にはどんな仕事が向いているのか分からない」「就活の軸が定まらない・・・」といった悩みを抱えることもあると思います。
仕事って人生の大部分を占めるものでありながら、何がやりたいのか定まらないことが多いんだよね・・・・
今日は一度新卒で大企業に入社し、現在転職活動を考えている私が、就活や転職の軸の定め方についてお伝えしていきたいと思います。
”やりたいこと”よりも”やりたくないこと”を決めよう
就活や転職活動をしていると、面接等で「入社してやりたいことは?」「10年後何をしていたい?」等”やりたいこと”ばかりを聞かれると思います。
やりたいことを聞かれることが多いので、ついつい就活や転職をしていると就活や転職の軸を”やりたいこと”に設定しがちです。
一方転職や退職をする大きな要因は「やりたいことをやれない」からではなく「やりたくないことをやらされる」からきていることが多いです。
やりたいことを設定することはもちろん良いことなのですが、やりたくないことへの意識が薄れがちかと思います。
今日は項目ごとにやりたくないことの設定を一緒にしてみましょう!
仕事内容などの業務面
まず、皆さんの多くは”どんな仕事がやりたいか”と設定していると思います。
例えば「ファッション関係をしたい!」「インフラに関われる仕事がしたい!」「マーケティングに関われる仕事がしたい!」などなど。
ここで一度心に聞いてみてください。その仕事内容でないと絶対に嫌ですか?と。
「ファッションの仕事じゃないといくら年収が高くでも嫌」「年収や条件がいいなら正直マーケティングじゃなくて、営業でもいい」など人によって業務面への期待値が異なると思います。
会社はその規模が大きければ大きいほど、配属がランダムになります。マーケティングがやりたいと面接から伝えてきたけれど、結局営業職になったなんてザラにある話なのです。
「私はこの業務でないとぜったいに嫌」「それ以外の業務を担当するなんて耐えられない=(やりたくない)」というものがあるのであれば、その業務をやらせてもらえると確定している会社さんを受けるようにしてください。
年収面
一番シビアなのが年収面です。
新卒や就職活動だと何よりも「どんな業務を担当したいか」にフォーカスしがちなのですが、年収面や条件面の最低条件を絶対に定めてほしいです。
「いくらやりたい仕事が出来ても年収300万円は嫌」「自分がやりたい仕事の為なら、いくら年収が低くてもいい」等これも人それぞれだと思います。
ただ、年収は生活の基盤。大事です。やりたい仕事を出来ていても年収が低く生活がギリギリでやりたい仕事を手放す人を何人も見てきました。
要はやりたいことよりもやりたくないこと(=ギリギリの生活をしたくない)に少し焦点を当てることを意識してみてください。
勤務地を含む条件面
見落とされがちなのが、この条件面です。
特に大手企業だと日本全国、商社等の業態だと世界中に拠点があることがあります。
総合職で入る場合もちろんこの拠点を転々とする可能性が高いのですが、拠点を転々とするのはそう簡単なことではありません。
全く知り合いのいない拠点に飛ばされることもありますし、娯楽が全くないような土地に赴くこともあります。
もし結婚をしようと思ったら、ついてきてもらうために配偶者の方には仕事をやめてもらわなければいけなくなります。そうなると一人で家計を支えることとなりプレッシャーも出てきます。
「そういった環境でも自分は働ける」と思えるか、「そういった環境で働くのは嫌」と思うのか。
私が就職活動をしていた時は、総合商社か全国紙の新聞社に行きたいと思っていたのですが、新聞社は1~5年地方に勤務することになる為、諦めたという経緯があります。(その決断をしてよかったと思っています)
先のことまで考えるのは簡単ではないですが、一度想像してみてくださいね。
社風や文化
社風や文化は正直、入社しないと分からないという部分はあります。
どうしたら社風や文化って分かるんだろう・・・・
しっかりしている会社さんは社風や文化をしっかり制度に落としていることが多いです。
具体的には「自由主義でフラットな社風」という会社に「全国からフルリモート勤務可」という社内制度があれば、その会社は自由な働き方が浸透している会社と見て問題ないと思います。
また古い業態の会社(私がいる総合商社もしかり)は、飲み会や接待が多い文化があります。人によっては強制的にゴルフを習わされたり。
私は気を遣う飲み会が苦手(=やりたくないこと)なものの、やりたいことを優先して総合商社に入ってしまったので、皆さんは社風や文化といった視点でも就活の軸を設定してみてくださいね。
残業時間や忙しさ
これも部署や担当している仕事内容に大きく左右されるので、難しい部分ではあるのですが、残業時間についても自らの条件(=やりたくないこと)を軸として決めておきましょう。
一般的に商社やコンサル、広告、証券あたりは忙しくなりがちですし、メーカーは落ち着いていることが多いと言われています。
この辺りはOB/OG訪問をしたり、既にその業界で働いている知り合いがいれば聞いてみるのが一番だと思います。
私も1年目の時は残業月50時間弱していましたが、それが自分の限界だったと思います。(それ以上は”やりたくない”)
一緒に働く人
最後に、社風や文化と重なる部分も多いのですが一緒に働く人についても軸を定めておきましょう。
正直、これも入社前に把握するのは難しいのですが、就活生でも接点を作りやすい人事部で働く人でさえ、会社ごとに少し特徴があるかと思います。
逆に言うと「この人事部の人と働きたくない・・・」と思った場合は、基本その会社には合わないと思ってください。
あとはやはりOB/OG訪問も効果的です。多くの人と会うのは難しくても、「どんな人が多いか」と聞くこともできるので、ぜひ設定してみてくださいね。
まとめ
本日は就活や転職の軸の設定についてお話しました。
まとめると、下記の通りです。
- 軸は「やりたくないこと」にも気を付けて設定しよう
- 業務内容や「やりたい業務」にフォーカスしがちだが、年収、勤務地、残業時間も重要
- 社風や文化、人の特徴を知りたい人はOB/OG訪問が効果的
こんな時代ですから、合わなければ転職するというのも手だと思います。気負いすぎず、就職活動、転職活動一緒に頑張っていきましょう!
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