皆さん、こんにちは!バリ子です。
皆さんの中には新社会人になられたばかりの人や、若手社員の立場の人がいると思います。
社会人になると先輩社員や上司に飲み会に誘われることがあると思います。その飲み会で一番の若手社員となると色々とやるべきことが生まれるのですが、そういったことを正式に教わる場はなかなかないと思います。
飲み会のマナーとかルールって誰も教えてくれないから、やりながら覚えていくしかないんだよね・・・!
本日はそんな皆様の為に、私が総合商社で何度か飲み会をこなしていく中で感じた、最低限のルールやマナーについて紹介していきます。
そもそも飲み会に参加する意味はあるのか
「仕事仲間と飲み会に行きたくない!」「先輩や上司に気を遣う飲み会は嫌」と思っている人も多いと思います。
大前提ですが、飲み会は参加したくなければ参加しなくてよいのです。
ただ、残念ながら日本の会社ではまだ飲み会に参加することの利点があることは事実です。
日本人は仕事場と仕事場以外の自分の姿を切り替えます。仕事場では真面目に、飲み会の場でフレンドリーになる文化があるのです。
真面目そうに見えるサラリーマンが、酔っぱらって道で寝ていたり、粗々をするのがその例ですね。
上記の為、仕事場でお互いのありのままをさらけ出し、打ち解けるのが苦手な人種なのです。
そういった難しさを飲み会の場を設けることで打破し、酒を交わして打ち解けるというところがあります。
飲み会に参加すると先輩や上司とより打ち解けることが出来、より円滑なコミュニケーションが取れるようになるという利点がどうしてもありますね。
逆に言うと飲み会に参加が出来ずにいると、先輩や上司との距離を縮めるのが少し困難かもしれません・・・。
若手として参加するときに覚えておくべき飲み会マナー
飲み会に参加する利点をお伝えしたところで、若手として飲み会に参加する際に覚えておきたいマナーをお伝えします。
これからお伝えするマナーは一般論と私の経験から来るものです。「絶対にやらなければいけない」わけではないのでご留意くださいね。
会場選びは出来るだけ行きやすい場所を選ぼう
一般的に飲み会は、その飲み会に参加する一番の若手が場所の手配を任されることがあります。
場所の手配をするときは、下記の点に気を付けてみてください。
- 参加者の中に嫌いな食べ物やアレルギーがある人はいないか
- 場所は会社から行きやすい場所か、公共交通機関でも行ける場所か
- 価格帯 (経費で落とすとしたら、どれくらいの予算か)
- 個室があるかどうか (役員級の人と飲み会の場合)
- 靴を脱ぐ必要がないか (海外からのお客様の場合)
嫌いな食べ物やアレルギーは確認すべき必須条件ですが、参加人数が多い場合はすべて確認することが難しいので、色々な種類の食事がとれる場所を選ぶといいと思います。(一般的な居酒屋等。一つの料理に特化しているような場所は避ける)
また忘年会などの場合は、一人一人が遠い場所に行くのは難しいので出来るだけ会社から近い場所を予約するとよいでしょう!
価格帯や個室の有無、靴を脱ぐ必要があるかどうか等は、どんな人と飲み会をするかによって条件が異なると思うので、状況に応じて確認の上、予約してみてくださいね。
タクシーの乗り場と支払いはスムーズに
もし少人数の飲み会で、場所が歩いていけない場所の場合は、タクシーに乗って向かうことになると思います。
タクシーに乗る際は、上座と下座を意識して乗りましょう。
- 2人で乗るときは運転手の後ろが最上座
- 3人で乗るときは運転手の後ろが最上座。助手席が最下座
- 4人で乗るときは助手席が最上座。真ん中が最下座。
また最若手は飲み会場までのナビゲーションも任されますので、準備しておくようにしましょう。
目的地に着いてからのタクシーの支払いは多くの場合、若手が対応するので、スムーズに支払えるよう、こちらも準備しておくようにしましょう。
座る場所は上座・下座に注意
目的地に着くと、席に着くことになりますが、座る位置にも注意が必要です。タクシーに乗るとき同様、上座・下座を意識して座るようにしましょう。
基本的には店員さんの一番近く(一番アクセスしやすい)ところに座り、運ばれてくる飲み物や食事を適切に渡す必要があります。
またオーダーも若手が行うことになるので、店員と話しやすい場所に座るようにしましょう。
食事や飲み物のオーダー管理は若手の仕事
食事や飲み物のオーダーが原則若手が担当します。
飲み物は各々に聞くようにし、食事は無難なものを頼んでおけば問題ありませんが、テーブルが空きすぎない、また埋まりすぎないように注意しましょう。
枝豆やたこわさ等のスピードものはテーブルが空かないようオーダーすべきものの代表例です。
飲み物は原則グラスの4分の1になった段階で、次何を飲むかを聞き、オーダーすることを心がけてくだいね!(ワイン類は残り5分の1くらいの段階でも遅くないと思います)。
上司の話にはうなづいて、気持ちよく話させとけ
食事やオーダーの管理をしながら、上司の話を聞くのは難しいのですが、食事やオーダーの管理に夢中でまったく話を聞かないというのも出来ません。(笑)
上司の話は軽く相槌をして、相槌のうち5回に1回を「深堀質問」に変えるくらいで問題ありません。
例えば上司が昔の仕事の話をしていたとして、5回のうち1回は「それって~だったんですか」「どうやって~したんですか」みたいな感じです。(笑)
このくらいのバランスで上司や先輩は気持ちよく話してくれると思います。
お会計できるように常にカードを持ち歩いて(限度額にも注意)
残念ながら、お会計も最若手に任される場合が多いです。
お会計はもちろんその人数にはよりますが~10万円くらい行くこともありますので、常に10万くらいの支払いは出来るように用意しておきましょう。
また一か月に数回飲み会があることもありますので、クレジットカードの上限は少なくとも~20万円くらいに上げておくとよいでしょう。
また接待などの場合は経費で落とすことになるので、領収書を忘れずにもらうようにしてくださいね。
タクシーを捕まえたら原則最後に帰ろう
飲み会によっては盛り上がりすぎてしまう、上司が返してくれない、などの理由で終電を逃してしまうこともあると思います。
そういった場合はタクシーを捕まえて帰ることになりますが、このタクシーを捕まえる作業も若手の仕事とされることが多いです。
タクシーを捕まえたら、基本的には役職が高い人から乗せて帰ってもらうので、若手は必然的に最後に帰ることになります。
まとめ
本日は若手が知っておくべき飲み会のマナーについてご紹介しました。
まとめると、下記の通りです。
- 飲み会に参加することで上司や先輩とのコミュニケーションを円滑にすることが出来る
- タクシーや会場での席順は上座、下座を意識して
- タクシーや食事代等のお会計はスムーズにできるよう準備
飲み会に参加することがあれば、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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