皆さん、こんにちは!バリ子です。
皆さんは留学や海外旅行に興味はありますか?
留学や海外旅行は興味あるけど、外国って治安が心配だよね、、、
海外旅行や留学をすることの一番の怖さが【治安】や【犯罪に巻き込まれる危険性】だと思います。
私自身はこれまで2か国計2年留学をし、30か国以上海外旅行にいったこともあるのですが、犯罪に巻き込まれた経験が何度もあります。
もちろん自分の注意が足りないというところはあるのですが(反省)、今日はそんなリアルな体験談を皆さんと共有し、皆さんの参考になればと思います!
本記事は前後半で分かれております。前半は主にスリ・盗難といったトラブルについてお伝えしております。後半の記事はこちらから。
スリ、盗難系
海外で見舞われることが多いトラブルで一番多いのがこのスリ/盗難系。
命の危険があるわけではないのですが、お金を盗まれたり、モノを盗まれたり、といい気分には全くなりません。(笑)
具体的な事例を紹介していきますね。
フランスで財布を盗まれる
海外経験の中で一番最初に遭遇した犯罪が、このパリで財布を盗まれる経験です。
フランス留学中にパリへ趣き、友人宅に泊めてもらっていました。その時パリは初めてで心踊るとともに、「パリは治安が悪いので気を付けて」と言われ、警戒心100%でいました。
ちょうど観光地をあとにする時、イスラム系の子供たちに囲まれ、振り切って出た時にはもうお財布はありませんでした。
ほんの一瞬、囲まれたことにイラついて振り切ったタイミングで隙をつかれて盗まれたのです、、、、
お財布を盗まれたので、カードも現金もなくなりました。友人と一緒だったのでお金はいくらか借りることができたのですが、迷惑をかけましたし、悲しい気持ちになりました。
その後保険請求をする為に警察へ赴いたのですが(警察のレポートが必要なため)、警察の態度が悪く、全く相手にしてくれなくて、最終的に3時間くらい待ちました。
苦い思い出です。
スペインで鞄を盗まれかける
続いては高校卒業後、一人でスペインを旅していた時のことです。
夜行バスでパリからスペインに着き、バルセロナ市内へ行くバスを待ってのんびりしていた時でした。
急にスペイン人と思われる男性から話しかけられ、何を言ってるか分からないな~と思っていたら後ろから気配を感じて振り返ると、もう一人の男性が隣の椅子においていた私の鞄を盗もうとしていたのです!
私が気づいたので男性二人は逃げて行きましたが、その後違う人に話しかけられ、「今、鞄が盗まれそうになっていたんだよ、気を付けな」と言われました。
早朝に夜行バスに乗って疲れており、周りにパラパラと人がいたので大丈夫かと思ったのですが、危ないところでした。
鞄を取られたらパスポートもお金もなくなっていたでしょうし、本当にヒヤッとしました。
アメリカで鞄(財布)を盗まれる
アメリカ留学中の話です。
私はニューヨーク市のクイーンズというところに住んでいたのですが、留学していた大学自体はニューヨークの外れにあり、ぼちぼち治安のいい所でした。
そこで大学の留学生友達とクラブに行き、少しハメを外してしまいました。鞄を置きっぱなしにして踊ってしまったのです。
5分ほど目を話すともう鞄はありませんでした。
従業員に鞄について相談すると、「店を閉めてからまた来てくれ」としか言われず、なくなくクラブを後にしました。
鞄の中には年齢証明に必要なパスポートから現金、クレジットカードまで入っていました。盗まれた可能性を考え、クレジットカードをすぐに止めました。
朝になり再度クラブを訪れると「鞄あったよ」と汚れた鞄を渡されました。パスポート、クレジットカードは無事であったものの、現金はすべて抜かれていました。
正直クラブの従業員が抜き去ったのでは?と思っており、それからそのクラブにはいかなくなりました。
アメリカでクレジットカードを盗まれる
続いてはクレジットカードのみ盗まれた時のお話です。
アメリカ国内(テキサス付近だったと思います)を旅しており、ニューヨークに帰る為の飛行機が遅れ、深夜を回っていました。
少し疲れてしまい、空港の椅子でうとうとしていると、財布からクレジットカードが抜かれ、使われてしまいました、、、!
結局クレジットカードの会社が補填してくれ、何も被害はなかったのですが、またクレジットカードを止めることとなったので、その後の生活でお金が引き出せず少し苦労しました、、、。
エジプトで財布を盗まれる
次はエジプトでがっつりスリに遭った時のお話です。
当時は大学4年生で卒業旅行として友達2人とエジプトに赴きました。カイロを散策していた時のことです。
カイロ市内は人通りが多く、路面店が車道にまで乗り出していて本当に歩きづらく、イライラを募らせていました。
何度もスリに遭った経験から、細心の注意を払い、カバンは常に自分の前に持つようにしていたのですが、細い道を通らなければならない5秒間だけカバンを自分の後ろにして通ってしまいました。
細い道を通り過ぎ、歩いていると後ろから走ってきたエジプト人の男性に話しかけられ、「財布盗まれないか?」と聞かれました。
どうやらその男性は非番の警察だったようで、私が財布を盗まれたところを目撃したとのこと!(だったら捕まえてよ~!!!)
細い道を反対側から通ろうとしていた太めの女性集団に、通りすがりに財布を盗まれたようでした。本当に数秒しか目を離していなかったのに、、、、。
結局現金とクレジットカードはすべて盗まれ(いつもならクレジットカードを分けて保管していたのですが、その日はATMに行く予定だったのですべて持っていました)、一文無しに。
友達が多めにお金を持っていたので、何とか借りられて助かりましたが、その日は警察をたらい回しになり、最悪な思いをしました。
スキミング・ハッキングの被害を受ける
アメリカ留学中、旅行をしているとSNS経由で母から急に連絡があり、「XXX(クレジットカード会社)から連絡あったから、XXX-XXXX-XXXXに電話して」と言われました。
「あれ?クレジットカード盗まれてないけどなあ」と思いつつ、電話をしてみると、「~の購入してるみたいなんですが、覚えありますか?」と連絡をうけました。
航空券やツアーなどを予約されていたのですが、全く覚えがありませんでした。
クレジットカード会社には「おそらくスキミングかハッキングですね。カード止めておきます。また被害を受けた額についてはこちらで保証します。」とのことで一安心。
スキミング(英語: Skimming)とは、カード犯罪で多く使われる手口の一つで、磁気ストライプカードに書き込まれている情報を抜き出し、全く同じ情報を持つクローンカードを複製する犯罪である。
Wikipedia “スキミング”
無くしたり、盗まれたりしていないのに、こういった被害に遭うこともあるので気を付けてください、、、、。(結局どういった経緯で悪用されたのかは分からなのですが、、、)
ペルーですべて盗まれる
番外編として私が出会った日本人の方のスリ・盗難の体験談を共有します。
アメリカ留学中、冬休みに1か月メキシコとペルーを一人旅していました。
ペルーのリマではホステルに泊まっていたのですが、そこで出会った日本人の方はペルーを友人と旅行中、「すべてバックパックごと盗まれた」のだそうです。
その方は友人と旅行中、ペルーの田舎街、比較的治安はいい地域のレストランで食事していたのだそうです。円卓のテーブルで足元にすべて入っているバックパックを置いていたのだそうです。
食事を終え、さあ行こうというときに足元に置いていたバックパックがないことに気づいた、とのこと。
財布だけはポケットに入れていた為、なんとかなったものの、一番重要なパスポートから衣類まで全て盗まれてしまいました。
結局友人らと旅を続けるのは困難と判断し、リマに戻ってパスポートを再発行する手続きをする、とのことでした。
その話を聞いた時、正直ぞっとしましたね。ある程度お金を盗まれたり、クレジットカードを止めるだけでよければ何とかなりますが、やっぱりパスポートがなくなってしまうと、かなりその後の対応が大変になってくると思います。
スリや盗難にあったらどうすればいいのか
私の体験談を主に紹介させて頂きましたが、スリや盗難は本当に頻繁に起きます。
数十秒スキを生んだだけで盗まれることもありますし、治安が良いと思われている地域でも盗まれることはあります。
財布などを盗まれてしまった時に、対応すべきことを2つ紹介させて頂きます。
クレジットカードを止めよう
まず財布を盗まれたときに対応しないといけないのは、クレジットカードを止めることです。
クレジットカードを止めないと、上限額まで使われてしまう可能性があるので、早急に対応することが必要です。私の場合はSNSを通して家族に連絡をし、カードを止めてもらうようにしていました。
日本のクレジットカード会社は盗難による被害と分かれば、基本的に保証はしてくれるのですが(クレジットカードの付帯の補償対象になります)、被害は少なければ少ないほどいいですよね。
警察でレポートを発行してもらおう
海外旅行保険に入っている場合は、警察の事故証明書(ポリスレポート)を受領することが出来れば、保証をしてくれることが多いです。
例えば財布を盗まれた場合、財布そのものの金額が補償してもらえることが多いので、可能であれば警察に赴き、事故証明書をもらうようしましょう!
まとめ
バリ子が体験した盗難・スリとその対応方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
やっぱり海外で旅行や留学をしているとある程度こういったトラブルに見舞われることはあるので、皆さんも私を反面教師にして、盗難予防してくださいね!
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