皆さん、こんにちは!バリ子です。
本記事は下の記事の後半戦となっております。もしご興味があれば先に読んで頂けますと幸いです。
前半戦ではスリや盗難の被害に遭った体験談について記載しましたが、後半戦は性被害と命の危険を感じた体験について共有させて頂きます。
命の危険を感じるような体験もやっぱりしてるんだね、、、、
少しでも海外旅行や留学を予定している皆様のお役に立てればと思いますので、よろしくお願いいたします。
(注意)本記事は性被害に遭った経験についてお話しております。なるべくオブラートに包んでお話しているつもりではありますが、苦手な方はご遠慮頂けますと幸甚です。
これまで海外で受けた性被害
まず、残念ながら何度か遭遇してしまったのがこの性被害関連です。
成人して普通に生活していると、なかなか日本で性被害に遭うことはあまりないかと思うのですが(私は幸運なことに痴漢などの被害にあったこともありませんでした)、海外の悪い男性たちは弱そうなアジア人女性を食い物にするモンスターもいます。
嫌な思いをすることがないよう、参考にして頂ければと思います。
アメリカで家探しをしているときに性被害にあう
アメリカに留学していた頃、最初に住んでいた大学の寮費がびっくりするくらい高かったので、一度引っ越しをしました。
ニューヨークは本当に物価が高く、出来るだけ家賃を抑える為、いくつもの部屋を回ったのですが、その一つで性被害に遭いました。
その部屋のオーナーは南米系のアメリカ人で、30代後半から40代前半くらいの見た目をしていました。部屋を見に行ったのですが、結局そこに住んでいる人が出て行かないこととなり、無駄足になってしまったと思っていた時でした。
「よかったらお茶していかない?」と言われ、その時は断るのも不自然かと思い(いくら部屋の見学と言えど、知らない男性の家に2人きりなので警戒するべきでした)、OKしてしまい、ソファーに座らされました。
そうすると、いきなりキスされ、ボディタッチもされ、私は怒ってその部屋を急いで飛び出しました。
大したことなかったのですが、すごく悔しい気持ちになったことを覚えています。
いくら部屋の見学といえど、皆さんは常に警戒心を持つようにしてくださいね、、、。
バリ島でヨガのレッスン中に性被害にあう
続いて被害に遭ったのは私の大好きなバリ島で、でした。
私は当時ヨガにハマっており、毎日のように様々なヨガクラスに参加していました。
ある日いつもの要領で新しいヨガクラスを取っていると、そこのヨガの先生から嫌な視線を感じました。
ヨガのクラスでは体を触って、ポーズを修正することが当たり前なのですが、いくらポーズを修正する為とはいえ、変な箇所を触られたり、ポーズ修正しているときにすごく顔が近かったりと、嫌な思いをしました。
ヨガでは男性のヨガの先生から生徒に対する性被害がすごく増えているようです。私もそれからは基本的に女性のクラスのみを取るように、と変わりました。
エジプトの駅で性被害に遭う
続いて嫌な思いをしたのはエジプトを旅行していた時です。
エジプトの夜行列車に乗る為、どのプラットフォームから電車が発車するのかが分からず、困っていたところ、優しいエジプト男性が声をかけてくれ、電車を教えてくれました。
その時は重い荷物を持っており、完全に良い人だと感じてしまった私と友人はその人に荷物を持ってもらい、電車まで載せてもらいました。
荷物を持ってもらい、電車の座席まで歩いていた時です。その男性が私の後ろにいて、荷物を片手で持っていてくれたのですが、残った片手で私のお尻を触ってきたのです・・・!
私はすぐにその手を払って「何するの!」と睨みつけましたが、その男性はその場で荷物を降ろしてそそくさと逃げて行きました。
優しく、助けてくれる男性とすっかり信じ切っていたのですごく残念な思いになった記憶があります。
モロッコの音楽フェスティバルで性被害に遭う (番外編)
続いては一緒に旅していた友人が遭遇した性被害です。
二人でモロッコのマラケシュを旅しており、広場で音楽フェスティバルが実施されていたので、私たちも少し近づいて見学していました。
そうすると友達が私に対して「なんかお尻に当たってる」と言ってきました。
え?と思い、斜め後ろを見ると現地男性と思われる人が友達にかなり近づいており、私に対してにやっと笑ったのです。
「これは痴漢だ!気持ち悪い!」と思った私たちは急いでその場を後にしました。
これまで海外で感じた命の危険
スリ・盗難、性被害に続いて、最後にお伝えしたいのが私が命の危険を感じた体験談です。
皆さんも同様の被害に遭われないよう、お気をつけください・・・・!
ギリシャで危険人物に遭遇する
今でも鮮明に覚えているのがこのギリシャで遭遇した事件です。
ギリシャは美しい自然や歴史的建築物に囲まれた素敵な国なのですが、夜になると少し危険な空気に変わり、あまり外を出歩いている人はいません。(特にアテネ)
その時私は女友達2人と旅行しており、ネットで評価の高かった路地裏のレストランでディナーをしていました。路地裏といっても、5mくらい歩けば大通りに出れるような位置です。
美味しい食事に感動し、歩いてホテルまで帰ろうとしていたところ、友達の一人が「変な人からつけられてる」ことに気づきました。
私も後ろを振り返ると、魔女の顔に男性の体がついたような恐ろしい見た目のフードを被った男性(または女性)がこっちに向かって歩いてきていました。ぞっとしました。
「これはまずい」と思った私たちはその通りにいったアイスクリーム屋さんに走りこみました。「変な男に追われてるの、助けて」と。
そうすると付いてきていた男性はアイスクリーム屋のある通りの反対側でこちらを見てにやにや笑っているのです・・・・
アイスクリーム屋のお兄さんが優しく、その男に「何してんだ」と声をかけてくれ、その男はアイスクリーム屋の前からいなくなりました。
それでも歩いて帰るのは怖かったので、私たちはアイスクリーム屋のお兄さんにタクシーを呼んでもらい、帰ることが出来ました。。。。
危険で満ちている街、ロサンゼルス市内
特に何かの被害に遭ったわけではないのですが、その場にいるだけでビクビクしてしまったのがアメリカのロサンゼルスです。
ロサンゼルスのダウンタウンに数泊滞在していたのですが、街を歩くときは常に警戒していました。
ダウンタウンにまず多いのはホームレス。買い物で使うようなショッピングカートを引いて歩いており、たまに独り言を話しているような人もいます。
次に多いのがクスリをやっていると思われる、ハイテンションな人。音楽をガンガンにかけて、奇声を上げたりしています。
私自身もスーパーから出た直後に知らない男性に抱き着かれそうになったり(よけましたが)、バスを待ている間にクスリをやっている人と他の人が口論になっているのを見かけました。
ロサンゼルスはブロックやストリート毎に危険エリアが定められていると言われていて、私も危険エリアは避けましたが、それでも常にビクビクしていました。
皆さんもロサンゼルス市内へ赴く際は、先にエリアを調べてから行くようにしてくださいね、、、!
アメリカで銃乱射事件に合いかける (番外編)
最後に危険な事件に巻き込まれかけたお話を共有させて頂きます。
当時私は冬休みに入っており、友人らとマイアミを訪れていました。使用した空港はフォートローダーデール・ハリウッド国際空港。
マイアミ自体は優しい現地の方々に助けられ、すごく良い思い出となったのですが、驚いたのはニューヨークに帰ってから2週間後。使用したフォートローダーデール・ハリウッド国際空港で銃乱射事件が発生しました。
5人が亡くなられ、6人が重軽傷を負うという恐ろしい事件でした。
テレビに映った事件映像を見ると、私がフライトを待っているときに座っていた椅子が写されており、2週間旅行をずらしていたら、私が死んでいたかもしれない、と恐ろしい気持ちになりました。
こういったテロやランダムな事件は防ぐのも難しいですし、本当に恐ろしい気持ちになりました、、、、
もし被害に遭ったら
スリや盗難とは異なり、防ぐのが難しいのが性被害や事件関連。
少しでも防ぐことが出来るよう、わたしが実践していたことをご参考までに紹介します。
常に周りを警戒する
常に周りを警戒すること、は必須です。
例えば後ろを何度も振り返ったり、強いまなざしでキョロキョロしてみたり。
警戒してる人と警戒していない人であれば、犯罪者は警戒していない人への攻撃を選ぶと思います。
「私は周りを警戒しています」という姿勢だけでも周りに伝わるよう、行動してみてください。
よく知らない男性とは関わらない
日本でも同じですが、よく知らない男性とは関わらない、というのも大事だと思います。
よく知らない人と会う機会を設けるのであれば、人のいる公共の場を出来る限り選んでください。
私のように部屋の内見で被害に遭う可能性もあるので、知らない男性のことは少しも信用しないよう気を付けてください。
また旅行先では優しく話しかけてくる人もいると思いますが、「私はあらゆる人を警戒しています!」という相手に付け込ませない態度や行動を取ることも重要だと思います。
少しでも危険を感じたら、すぐ逃げる
私がギリシャでそうしたように、危険を少しでも感じたらとにかく逃げる!ことが大事だと思います。
常に警戒していれば、危険をすぐ察知することも出来ると思います。危険を察知したら、何かまだ起こっていなくてもその場を離れることです。
たとえ何か起きなくても、警戒→危険察知→全力で逃げるの習慣をつけていれば、危険な目に遭う可能性を出来るだけ減らすことが出来るはずです。
平和な行先を選ぶ
個人的に一番有効な対応策としては平和な旅行先や留学先を選ぶ、ということに尽きると思います。(元も子もない・・・)
やはり性被害の多い国(インドとか)に留学すれば、性被害に遭う可能性が上がりますし、アメリカのような銃社会に行ってしまうとそういった事件に巻き込まれる可能性が上がります。
もちろん気をつければ可能性を減らすことも出来ますが、そもそも安全面を意識して行先を選ぶ、というのも一つの重要な対策になりますね。
まとめ
本日はバリ子が体験した性被害、事件について紹介させて頂きました。
もちろん私が十分に気をつけられていなかったりしたことが原因というのもあるのですが、「実際に留学や旅行に行くとこういったことが起きる可能性がある」ということで、一つ参考にして頂ければと思います。
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