皆さん、こんにちは!バリ子です。
皆さんは仕事で部下を持っていますか?または部下を近々持つ予定はありますか?
せっかく上司になるのであれば、出来る上司になりたいですよね。
でも出来る上司ってどんな上司なんだろう・・・
私はこれまで総合商社で働く中で数人の上司の下で働いたことがあります。(総合商社は人繰りが激しい・・・)
今日はそんな私が出来る上司と出来ない上司の違いや特徴について具体的なエピソードを交えながら紹介していきたいと思います!
上司の種類
出来る上司、出来ない上司の特徴を説明していく前に、まず上司にも2種類あることを紹介していきたいと思います。
<上司の種類>
- リーダー:チームリーダーやグループリーダーなど実務を取りまとめる上司
- マネジャー:部長など部全体を取りまとめる上司 (=実務はほぼ触らない)
上記二つの上司はそもそも役割が異なるので「出来る上司」「出来ない上司」を語る上でも特徴が異なってはくるのですが、今日は両方の面に触れながら特徴を紹介していきます。
出来る上司の特徴
上司の種類を説明したところで、早速「出来る上司」の特徴について紹介していきたいと思います!
部下のマネジメントが出来る
まず、上司の仕事の役割は実務で手を動かすことではなく、部下の仕事や全体の業務のマネジメントをすることです。
上記の為、部下のマネジメントをすることは上司として最低限の業務と言えます。
マネジメントといっても色々な種類がありますが、ここでは「業務量」と「各プロジェクトの進捗をしっかり追えていること」について述べたいと思います。
出来る上司は自分の部下がどれくらいの業務を抱えており、どれくらい残業していて、各部下がどれだけ仕事を前に進めているかを理解しているはずです。(残業時間とは普通は見れるはずなので・・・)
私の昔の上司は一度報告すると細かいことまで覚えており、二度目の報告がかなりスムーズで、細かい業務についても進捗を覚えていました。
また残業時間についても細かく見ており、残業時間が多い月は理由や背景をヒアリングしてくれました。(残業減らせっていう上司多いけど、残業を減らす方法について一緒に考えてくれない上司が多すぎます)
部下のモチベーション管理が出来る
部下のマネジメントの一つとして必要なのが、部下のモチベーションを管理することです。(これぞ出来る上司)
仕事というのは勿論その業務内容に左右されるところもあるのですが、やっぱり意義のある仕事をしている実感を持てれば、楽しく仕事をすることが出来ると思います。
モチベーションは各々で管理できるとベストではありますが、ずっと同じような業務をしているとだんだんモチベーションが下がってきてしまう、というのが避けられない事実だと思います。
出来る上司はそういった部下の状況を理解して、部下を鼓舞したり、新しい業務を与えることのできる人だと思います。
私自身もモチベーション高く働けているときは充実感がありますし、逆にずっと同じ業務ばかりをやらされているときは全く私のモチベーションに興味がないんだなあと上司に対して悲しい気持ちになりますね・・・・(笑)
適切な業務アサインが出来る
これも部下のマネジメント業務の1つです。
出来る上司は部下の業務量、業務進捗、スキル、残業時間について理解しており、全体最適な業務アサインを行うことが出来ます。
部下の成長を考えつつ、部下が業務に潰されないよう、適切なバランスで業務アサインを決めていく必要があります。
私は人が増えるのに全く業務を減らしてもらえなかった経験もありますし、自分の力量以上の重い業務をいくつも押し付けられたことがあります。(そして、上司に訴えましたが変わらず、、、(笑))
こちらから訴えなくとも業務調整を行ってくれる上司こそ、出来る上司ですよね。
部下を育て、仕事の責任を取ることができる
人材育成を行うことも上司の業務の一部です。
出来る上司は部下を育てるための計画をしっかりと練っており、計画に基づいて業務アサインを行っています。
また部下を育てるために部下に裁量を任せつつ、周りに迷惑がかからぬよう、必要なところはしっかりフォローやサポートし、最悪部下の仕事の責任を確り取れる上司こそ、頼れる上司ですよね。
私自身はあまりそういった経験をしていないのですが、私の同期の上司は他部署や他社との打ち合わせになると「何で確認しなかったの?」「どうなってるの?」と同期を責めるような上司がいたそうです。
他部署や他社との打ち合わせになった際に、しっかり守ってくれる上司こそ良い上司ですよね、、、!
仕事の方針を確り示せる (リーダーシップ)
これはモチベーションの部分とも少し重なりますが、上司の仕事は仕事の方針や意義を社内や部内に浸透させることが挙げられると思います。
日本の上司(リーダー・マネジャー)はこの部分が弱いと個人的には思うのですが、海外等だとよく話題になるリーダーシップ。やはり確立した方針を策定してもらえたり、リーダーシップで引っ張って行ってもらえると、部下である私たちも動きやすいですよね。
私自身も入社当時の上司がリーダーシップ溢れる上司で、よく方針を打ち出したり、リーダーシップを発揮して頂いており、すごく尊敬していました。
部下とコミュニケーションが取れる
上司も部下も人間です。仲が良かったり、尊敬する人の為に働きたい!と思うのは自然なことですよね・・・!
出来る上司は部下とのコミュニケーションがとても上手です。うざがられるほど近づきすぎず、話しかけられずらいほど遠すぎない絶妙な距離感を築いています。
絶妙な距離感であれば部下も上司に対して相談しやすく、よりよい労働環境で仕事することが出来ますよね。
特に日本企業の上司はコミュニケーションが下手だなあと個人的に感じています(笑)特に私が女性社員だからなのか、あまりコミュニケーションを取ってくれる上司が少ない気がします・・・(セクハラ、モラハラ等のリスク避けをしようとしてるのかもしれませんが)
仕事で結果を出せる (仕事を前に進められる)
おじさん/おばさん あるあるなのですが、「新しい仕事をしよう!」と言いつつ、全く行動に移してくれない上司がいます。
私もよく「新しいこと考えてよ」と言われ、アイディアをいくつか出すものの、結局アイディアについて話すだけで先に進まないということが何度もありました。
こういった次に繋がらない無駄な仕事をさせる上司は部下から反感を買います。上司自身もしっかり業務にコミットするつもりで、部下に仕事を振りましょう。
出来ない上司の特徴 (こんな上司は嫌だ)
出来る上司の特徴をご紹介したところで、続いて出来ない上司の特徴についてお話していきたいと思います。
これから紹介する特徴に当てはまったらあなたも嫌な上司かも、、、?
仕事をせずに暇そうにしてる
暇そうにしている上司は単純に部下のモチベーションを阻害します。
当たり前ですが、上司は部下よりも多くの給料をもらっています。そんな上司が暇そうにしていたら、なんだかムカつきますよね!(笑)
私の会社にもたくさん給料をもらいながら、居眠りをしているような人いるんですよね、、、(あいにく、自分の上司であったことはありませんが・・)
そういう人は会社全体の雰囲気を悪くするので、部下だけでなく会社にとって悪です!
忘れっぽく、同じことを何度も報告させる
報連相は部下の仕事の基本ですが、部下の報連相を無駄にさせる無能な上司がいます。
例えば、一度報告した事項をすぐ忘れる上司。正直上司の方っていろんな案件を頭に入れていなければいけないので、忘れてしまうのは分かるのですが、何度も報告したことを忘れられるとシンプルに「私の仕事に興味ないのかな」と思ってしまいます。
何度も同じことを報告する手間もかかりますし、こういった上司は褒められた上司ではないですよね。
部下に無理をさせる
出来る上司は部下をあらゆる面でマネージできる人とお伝えしましたが、部下をマネージできず、無理をさせる上司は出来ない上司の特徴です。
例えば、スキル面も時間面も足りないのに仕事をもらってきて部下に押し付ける上司。たまにいますよね。
私自身も先にお伝えした通り、自分の力量以上の仕事を余裕がないのに押し付けられたことがあります・・・(しかも若手中の若手だったので嫌だと言えず、残業40~50時間してました)
モラハラ・パワハラ・セクハラをする
モラハラ、パワハラ、セクハラは論外です。
ここだけの話ですが、私のいる総合商社も昔はかなりひどい体制の時があり、モラハラやパワハラで退社した人もいたと聞いたことがあります。
また人によっては今でもキツイ話し方をする人もいます。
またセクハラについても残念ながら未だにある文化ですね・・・。私もセクハラまがいのことは何度も言われたことがあります。(色気がない、だの、ブスだの。冗談だとは思いますが、言われたくはない言葉ですよね・・・)
モラハラ、パワハラ、セクハラは本当にあり得ないので、気を付けてくださいね!
まとめ
本日は私視点で見た出来る上司と出来ない上司の特徴について紹介しました。
上司といえど色々な立場の方がいらっしゃますし、上と下に挟まれて苦しい中間管理職の方もいると思います。
ただそれでも尊敬される上司になりたい!という方は今日私が紹介した特徴を踏まえて、頑張ってくださいね!
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